こんにちは。
税理士×企業内整理マネージャーの小野寺綾子です。
最近メディアでも取り上げられている「名前のない家事」。
シャンプーの詰め替え、回覧板を回す、ゴミ箱にゴミ袋をセットするなどなど、ひとつひとつの内容は「それくらい」の一言で片付けられてしまう程、地味でそれほど時間がかかるわけではないけれど、実は日常生活で大切な家事です。
みなさんは食料品や日用品の買い物は毎日行かれますか?それとも、週末にまとめて買われるでしょうか?
私は毎週末家族で買い物に行き、まとめて買うことが多いです。
度々やってしまう失敗
まとめて買うと必ずやってしまうのが、買い忘れ…(私だけかもしれませんが)。
いろいろと買いたいと思ってスーパーに行っても、そのうちのいくつかがすっかり忘れ去られ、家に帰ってから思い出す…ということがよくあります(汗)。
それだけではなく、スーパーで「ストックあったかなぁ?思い出せないけど、なかったら困るから買っておこう!」ととりあえず買って帰ったところ、しっかりとストックされていて、余分な買い物をしてしまったことも1度や2度ではありません(多汗)。
買い物リストをデジタル化
そんな最近顕著な記憶力の衰えを補ってくれるのが「買い物リスト」です。
冷蔵庫の食料品や、ストックしている食料品、その他にも、洗剤などの日用品で買い足したいものを書き出していくのですが、これがなかなか私には面倒なのです。
そして、買うものも毎回だいたい同じものであることが多いことに気づきました。
そこで、iPhoneのメモアプリを使って、買い物リストを作成してみました。
みなさんは、メモアプリの「リスト機能」をご存知でしょうか?
リストにすると、チェックマークをつけることができます。この機能を使って、リストを作ります。
1.品物を書き出す
まずは、品物の書き出しです。
リストにするものは、次の買い物で買うものだけではなく、「買う可能性」がある品物全てを書き出しましょう。
2.グループに分ける
次に、書き出した品物をグループに分けます。書き出した品物がランダムに並んでいると、買い物中に売り場を行ったり来たりしなければなりません。それを避けるために、グループに分けます。
例えば、果物・野菜、麺類、豆腐・練り物、調味料、魚、肉、乾物、冷凍食品、乳製品、お菓子などに分けます。
3.順番がポイント
リストのポイントは、「順番」です!
大抵のスーパーは、野菜売り場から始まり、魚売り場、精肉売り場と並んでいると思います。
買い物リストも、買い物をする順番に品物が書かれていると確認しやすいですよね。
よく行くスーパーで買い物をする時をイメージしながら、グループに分けた品物を売り場の順番に並べてみましょう。
4.探しやすい保存を心がけましょう
買い物リストが完成したら、次の買い物で買いたいものにチェックマークを付けて保存します。
データを保存するときは、他のメモに紛れないように、フォルダを作り、メモにタイトルを付けると探しやすいのでお勧めです。
これで準備はOKです!
メリットをご紹介!
スーパーへ買い物に行ったら、リストを上から見ながら、チェックマークの付いている品物を順番に買います。
買えたものはチェックマークを外しましょう。
買い物を終えるとリストのチェックマークは外れている状態なので、また次の買い物までに買いたい物にチェックマークを付けていく、という繰り返しです。
そうすることで、面倒だった買い物リストを毎回書くこともなくなります。
そして嬉しいメリットがもうひとつ!
それはデータの共有です。
作ったリストをiCloudに保存してもいいですし、LINEやMessenger、メールで送ることもできます。
そうすることで、帰宅途中の旦那さんに買い物を頼みたいときにもスムーズに頼めますし、旦那さんもリストを見ながら買い物ができるので、頼んだはずのものが買われずにガックリ…という事態も防げます。
私は年始早々、娘と共にインフルエンザにかかり外出できなかったのですが、唯一インフルエンザにかからなかった旦那さんに買い物を頼むときに、このリストがとても役に立ちました(苦笑)。
食料品の他にも、薬局や100円ショップなどの買い物リストも作成しておくと、予定外の時に立ち寄った際にも買うことができるのでお勧めです。
「買い物リスト」を作ること。これも「名前のない家事」のひとつだと思います。
ひとつひとつの家事は短い時間でも、ママさんにとっては貴重な時間です。
そんな貴重な時間を大切にするため、そして、エンドレスに続くプチストレスの解消に、「デジタル買い物リスト」を作ってみてはいかがでしょうか?