大きく変わる!令和2年の年末調整

先日、国税庁ホームページに「年末調整控除申告書作成用ソフトウェア」が公開されました。

今年は「年末調整の電子化」が話題となっているので、その内容について確認をしていましたが、
私の印象としては、少なくとも令和2年の年末調整については、これまでと変わらない方法を
採用することになるかなと思っています。

それは、従業員の多い企業にとっては導入するメリットが多いというレベルではないかなという印象を受けているためです。
「年末調整の電子化」を実現するためには、従業員の方がマイナンバーカードを取得している
ことや、マイナポータルと連携していること、そして公開された無料のソフトウェアを操作する
ことが求められていることを考えると、一般的に導入されるまでにはもう少し時間がかかるのではないかと思っています。

Zoomを使ってご相談やレッスンを承ります

電子化とは別に、令和2年の年末調整については、以下のような改正があります。
・給与所得控除額
・基礎控除額
・子ども・特別障害者等を有する者等の所得金額調整控除の創設
・「給与所得者の基礎控除申告書」及び「所得金額調整控除申告書」の新設
・源泉徴収簿の様式の変更
・同一生計配偶者、扶養親族、源泉控除対象配偶者、配偶者特別控除の対象となる配偶者及び勤労学生の合計所得金額要件
・ひとり親控除の新設
・寡婦(寡夫)控除の見直し
改正についての内容は今後ブログに書いていきたいと思います。

所得税の計算についても、用紙の記入についても、とても複雑になりました・・・。
毎月の給与計算はご自身で行っているけれど、年末調整計算は不安だなと感じられている方もいらっしゃると思います。

・自分で行った年末調整計算を確認してほしい
・給与計算ソフトの入力が正しいか見てもらいたい
・年末調整計算をレクチャーしてもらいたい

という方に対して、Zoomを使ってご相談やレッスンを承っております。

✉お問い合わせフォームはこちら

お返事は営業日3日以内(土日祝休)にご連絡いたします。

なお、年末調整計算をご希望の場合は、顧問契約にてご提供をしております。
ご希望の方は以下をご参照ください。

会計・税務・給与計算・人事労務ワンストップサービス