「テレワーク」という言葉は2020年に入って浸透した言葉の1つだと思います。
私も2017年から「テレワーク」をスタートさせた1人です。
どんなことにもメリットもあればデメリットもあると思いますが、ワーキングマザーの私にとってはメリットを感じることの方が多く、
実際に私と同じように働きながら子育てをされている方にも共感頂けるでは?と思い、ブログに書いてみようと思いました。
通勤時間がかからない
以前のブログにも書いたことですが、勤務していたころは、埼玉県熊谷市から都内の事務所までの片道65kmの距離を往復3時間かけて通勤をしていた私にとって
通勤の必要がなくなることはとても大きなメリットでした。
勤務先では、週に3日の在宅勤務が認められていたので、毎週3時間×3日=9時間もの時間を家事や仕事に費やせることはとても助かりました。
当時は6時間の時短勤務をしていたので、実に1日半分の時間を節約できることになりました。
通勤していた頃は夜に回していた家事を朝のうちに片付けることができたり、娘をいつもよりも早くお迎えに行くこともできます。
もちろん、なかなか取り組めなかった仕事に時間を使うこともできました。
ついつい、通勤していた頃の帰宅時間まで仕事の時間を延長してしまう課題もありましたが、そこは自分自身での切り替えを意識することで調整することもできるので、
ワーキングマザーにとっては大きなメリットだと思います。
子どもの急病時にも対応できる
小さなお子さんがいる場合は、保育園から呼び出しの連絡が入ることも度々あると思います。
私が勤務していた職場では、周りの方の理解もあり、快くフォローをして頂くことも多かったのですが、子どもの急病連絡が入ると、それまで行っていた仕事を
周りの方にお願いすることになり、急なことなのでもちろん引継ぎも十分に行えず、突然仕事に穴を開けてしまったという申し訳ない気持ちがぬぐえませんでした。
休む日が多くなればなるほど、自分自身にももっと頑張ってリカバリーしなければ、というプレッシャーを課すこともありました。
ところが、在宅勤務が可能になると、子どもの体調の様子をみながら仕事をすることが出来るようになるので、例えば少し体調が下降気味だなと感じたときは、
無理に保育園に預けず、家で安静に過ごすことで保育園からの呼び出しの連絡が入る回数を減らすことができます。
また、病院へ連れて行った後に、自分のやりくりで仕事に穴を空けることなく熟すことも出来たので、申し訳ない気持ちやプレッシャーが少し和らぎました。
仕事への消化不良感を減らせる
時短勤務とは言え、ある程度責任のある仕事を任されているときは、きちんと納得のいく仕事をしたいと思う方も多いと思います。
それでも、お迎えの時間が決まっているためタイムリミットが来てしまうと、中途半端なところで切り上げなければなりません。
組織は自分がいなくても回りますが、ママは自分でなければならないからですね。
頭では「仕方がない」と思いつつ、それでも「もう少しできたはず」という思いとの間で葛藤がありました。
もちろん、フルタイム勤務の時と同じようにはいかないかもしれませんが、在宅勤務が可能になった以降は、仕事への消化不良感は減らすことができました。
新型コロナウイルスによる影響で突然テレワークを導入したことにより、仕事がやり辛く感じることもあるでしょうし、全てがいいことばかりではないと思います。
それでも、withコロナの時代、afterコロナの時代では切り離せなくなった「テレワーク」は、特にワーキングマザーの方にとってメリットをもたらしてくれるものであると実感しています。
テレワークを成功させるためには、ITの導入や業務の見直しが必要ですが、もしワーキングマザーならではのお悩みをお持ちであれば、自分らしい働き方を手に入れるために
環境づくりを検討してみてはいかがでしょうか?
気持ちに余裕が出来て笑顔とアイディアが増えるように、ワーキングマザーを応援しています。